タブー視され続けてきた障害者の「性」について

大阪梅田チャットレディプロダクションBrilliantGirlsです♪

 

 

新しくブログのカテゴリーに「コラム」を追加しました。

チャットレディ関連だけではなく気になった話題などについてお話ししていきます、

 

さて、本日は「障害者の性」についてお話していきます。

 

 

目次

タブー視され続けてきた「障害者の性」

チャットレディに関わる仕事をしていると「性」について考えることが多くなります。

 

人間の3大欲求は「食欲」、「睡眠欲」、「性欲」と言われています。

その中でも「食」と「睡眠」に関しては私達が生きる上で絶対になくてはならないものです。

 

食を取らないともちろん死んでしまいますし、睡眠を取らなくても体力、精神共に危険な状態になり死にいたることもあります。

 

しかし、「性欲」というのはあってもなくても生死には関わりません。

それでも私達は人間は男女問わず”性への欲求”があります。

 

にも関わらず日本では「障害者の性」には一切触れずにタブー視され続けてきました。

 

 

何故、障害者の性はタブー視されているのか?

障害者の世間的イメージが我々の中に偏見があります。

 

「障害者は気持ちが悪い」

「レイプされそうになった」

「近寄りがたい」

 

日本だけではなく世界中でも「障害者の性」への偏見、差別は未だに残っており、支援が遅れています。

 

そもそも私達は生きていく上で「障害者の性」という問題について向き合う機会が少ないのです。

 

例えば、学校などでは「障害者」というだけでイジメの対象になったり差別されたりしてしまいます。

 

障害者への偏見ばかりが大きくなり「性」という取り組みにくい問題について向き合うことができなかったのが大きな原因だと思われます。

 

しかし、「障害者の性」について社会的に取り組みをし、偏見や差別をなくしていこうとしている団体もあります。

 

 

 

障害者の性に取り組む一般社団法人ホワイトハンズとは?

障害者の性について向き合っている一般社団法人ホワイトハンズという団体があります。

 

(引用画像:ホワイトハンズのミッション

 

健常者、障害者という壁をなくし全ての人が生涯にわたって「性の健康と権利」を実現できる社会を目指している団体です。

 

性介護の一環である「射精介護」

主な活動はメディアや公演、出版などで「障害者の性」の問題について行動している団体ですがその中に”射精介護”というものがあります。

 

射精介護とは「方自力での射精行為を行うことができない男性重度身体障害者のへの介護サービス」となります。

 

一般的に性欲の処理という概念でいえば男性視点で捉えられることのほうが多いかと思います。

性サービスであるデリヘル、ピンサロ、ソープ、ライブチャットなどは基本的には男性向けです。
(近年、女性向けの風俗も出ているそうです。)

 

そういった男性向けの風俗は障害者の利用をお断りしているケースが大半です。

 

それを解決すべく性介護の一環として”射精介護”が現在では障害者向けのサービスとしてあるようです。

 

 

 

 

 

22歳で障害者に。直面した性の悩み

(引用元:”障害者の性”乙武洋匡が語る「地獄のような苦しみ」射精介助サービスは福祉? 性風俗? (18/12/24)

 

突然、障害をもち障害者として日々を過ごし、周りの人と同じようにもっている「性欲」を解消する方法もなく相談できる相手もいなくなってしまえばあなたならどうしますか??

 

これは私達に起こりうる現実です。

22歳の時に突然の心肺停止、1ヶ月半の間脳死状態。
その後、奇跡的に復帰したが両手足の麻痺により障害をもってしまった男性。

 

”両手足が使えないことでマスターベーション(自慰行為)ができず、自分で性欲の処理ができない。
女性とキスをして人肌に触れて抱き合いたいということすらもできなくない。”

現実を直面していない私達には理解することができない苦しみです。

 

こういった障害者の悩みは世界中でも多くあるにも関わらず私達の身近に馴染みがないせいか触れられることが少ないのです。

 

 

女性障害者の性事情

主に「障害者の性」の問題になると話題の中心は”男性”になります。

しかし、女性はどうでしょう?

同じ人間なのでもちろん性欲はあります。
にも関わらず、女性障害者の「性」には問題が山積みです。

 

例えば、性欲の処理について。

男性には「射精」というわかりやすい基準がありますが女性の場合それとは異なり、「何を、どこまで、どのように行えばケアと言えるのか」という問題があります。

女性障がい者の「性」について。

 

 

 

また、障害者女性の場合の性介護は「強制わいせつ」や「セクハラ」という扱いになってしまうのではないだろうかという問題もあります。

 

身体的介助を受けることになる女性障害者は、男性からのセクハラの被害にも遭いやすく、性的被害の事例が多いそうです。

 

そのため「障害者の性」は男性へのことがほとんどであり、女性への支援というのはまた難しい問題ということです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

障害者の性についてお話しました。
チャットレディに関わる仕事をしている私達にとっては「性」という問題は切っても切れない問題であると思っています。

 

身近な人が突然障害者になってしまったら・・・?

 

私達はもっと障害者への理解を深めていかないといけないのです。

 

(引用:「身体を売る彼女たち」の事情~自立と依存の性風俗~(坂爪真吾:ちくま新書)

 

↑気になったので早速注文してみました。

 

後日、届いて読みましたら後日感想をアップしますね!

 

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